INTPのゲームブログ

INTP(論理学者タイプ)が好きなゲームについてアレコレ考えるブログです。

【APEX】『行動理由付け』いつまで、どこまで考慮するか

こんにちは論ゲです。

 

上手い人はよく「後付けでもいいから全ての行動に理由を付けろ」と言ったりしますね。

 

殆どの場合、最終的には『チャンピオンを取るため』に色々頑張っているわけです。しかし行動の理由全てが"チャンピオンを取るため"とは言い切れません。

 

例えば、ある初動での1V1において『上手く遮蔽を使うこと』の理由が『チャンピオンを取るため』では、理屈としては間違ってないですが、いくらなんでも視点がロングすぎます。



まずは『この戦闘に負けないため』さらには『被弾を減らすため』ともっとクロースアップした視点・目的で考えた方が、理由に適った行動をしやすいと思います。



つまり理由を考えるにも、戦況を"いつまで(どこまで)考慮するか"という"考慮する範囲"が重要なように思います。




また別のシチュエーションとして、キルポや物資、ポジションなど何かしら求めて部隊Aと戦闘していたとします。

部隊Aとの戦闘だけを考えた場合、『部隊Aに負けないため』だけに行動すれば良いと思います。

部隊Aに対して有効な遮蔽を使ったりすればいいわけです。

バトロワでは生存することが第一ですが『部隊Aに負けないこと=自部隊の生存』が成立するからです。

 

しかしここに部隊Bが参戦してくるとどうでしょう?

部隊Aとの戦闘だけを考えた行動の理由は、部隊Bも含めたロングな視点で考えた場合、全く良い理由ではなくなったりします。

『部隊Aに負けないために』ではなく『部隊AとBに負けないために』というロングな視点に切り替えて行動しなければいけなくなると思います。

『挟まれないように引く』であったり、最悪の場合『引けないから一か八か押し切る』など、とにかく行動を変えなければいけません。

 

マッチの中盤以降、安置収縮などによってこのような戦況の変化が激化し、行動理由も柔軟に変えなければいけないと思いますが、そこがとても難しく感じます。

変化に気付いた時にはもう遅い、ということもよくあります。



第3部隊が接近してきているのに、引こうとせず戦い続けてダウンしてしまうのは、考慮する範囲が狭いと思います。

 

遥か遠くの第3部隊を気にして、目の前の部隊を壊滅させるチャンスを逃すのは、考慮する範囲が広いと思います。



「初動は結構勝てるのに、中盤以降混戦に巻き込まれて負けるんだよなぁ」という人は、意識的に考慮する範囲、時間を広げると良いと思います。大概は視野を広げることで改善していくと思います。

 

『第3部隊の予感がしたら行動を考え直す、意識的に周りを見渡す』(考慮する範囲を広げる)

『混戦を避けるために早めに移動する』(考慮する時間を広げる)

 

また、低いランク帯のうちは、とりあえず強ポジを取るとそのままチャンピオンになれることが多いですが、敵が強くなると『キープ出来そうなタイミングで強ポジを取る』なども考える必要があるようです。(ヘイトが多すぎるタイミングを避けるため)



自分のプレイを反省する時は、小手先のテクニックで撃ち合いを誤魔化せるかどうかより、考慮する範囲を考えて改善策を探すのが良いかもしれません。